今回は、ニュースで連日騒がれているハシモトホームという会社の「症状」という名の賞状を書いたとされるハシモトホームの課長について迫っていきます。
ハシモトホームのパワハラの実態はどうなっていたのでしょうか?
ハシモトホームの課長が起こした事件とは?
青森県八戸市にあるハシモトホームという不動産会社の青森支店の社員である40代男性が2018年の2月に自殺してしまいました。
原因となったのが、上司のパワハラだったそうです。
なぜ自殺してしまったのか、時系列の順に追っていきます。
自殺してしまった社員の方は、2011年にハシモトホームに入社し、7年ほど勤めていたということです。
2018年の1月に青森支店の上司から「バカか」「アホ」などといった暴言を吐かれていたことがわっています。
さらに、新年会の余興にてニュースでも話題になっている「症状」をもらいました。
「症状」の内容としては、「今まで大した成績を残さずあーあって感じ。」などというひどい内容のものです。
皆で集まる飲み会の場所でこんなひどい文章を書いたものを渡すというのは本当にありえないですね。
ひどすぎます。
もらった社員の方の気持ちを考えると、いたたまれないですよね。
「症状」をもらった社員さんは2018年の2月に精神疾患(重度のうつ病)を患い、青森市の自宅に駐車していた自家用車内にて自殺してしまいました。
その後2020年に労働基準監督署により、労災認定をされ、2022年6月に亡くなった社員の方の遺族が会社と社長に損害賠償を訴えました。
6月23日のニュース番組で、課長とのLINEのやり取りも公開されており、「おまえバカか」といったやり取りの画像が公になっています。
https://www.hashimotohome.com/
ハシモトホームのホームページ
現在、ホームページのトップには一連の報道について謝罪が載っております。
ハシモトホームの課長は誰?
今回自殺してしまった社員の方は、ハシモトホーム、青森支店の課長が行ったパワハラが原因だったようです。
ハシモトホームの課長だった方が新年会で「症状」を渡すという余興を企画しました。
しかし、現時点ではハシモトホームの青森支店の当時の課長が誰であったかというところまでは特定されていないようです。
ハシモトホームの会長は誰?
ハシモトホーム現在の社長は橋本吉徳さんです。
その橋本吉徳さんの父親にあたる方が橋本貞夫という方で、ハシモトホームの創業者です。
創業者の橋本貞夫さんが会長をしています。
自分の作った大切な会社の中で起こっていたひどいパワハラの実態を会長さんはご存じだったのでしょうか。
また、社長さんの橋本吉徳さんは、「症状」について渡していたのを知っていたとのことです。
当初は「ほかの人にも渡していたので、亡くなった社員の不調の原因になったのか疑問に思う」とコメントしていました。
こんなひどいものを渡しているのを知っていた上で、止めもせず、うつ病を患ってしまったことを気遣うコメントもしないことに驚きです。
さらに、他の人にも同じものを渡していたとは、本当にハシモトホームではパワハラが横行していたのですね。
現在は事態を重く受け止め遺族の方にお詫びをすると発表しています。
亡くなってから4年以上経ってからの対応は遅すぎると思います。
ハシモトホームの課長がについてネットの反応は?
これを貰ったのがあなたの父だったら。母だったら。配偶者だったら。子供だったら。
これを皆の前で発表されて笑われて、電車でトボトボ一人で帰って、家族には言わずに机にしまう。ガラスで壊れた人の心は治らない。死んだ人も戻らない。課長や会長は今日もビールを飲むだろうが。#ハシモトホーム pic.twitter.com/grT1hEWHgB— k (@k78946163) June 21, 2022
ハシモトホームとかいうクソパワハラ会社がGoogleのクチコミ削除、何とTwitterの企業アカウントに鍵かけて逃走。
隠蔽体質すごいね。
悪いって自覚あるのに逃げ切る気で居るんだね。殺人者代表の課長くん、絶対逃がさないから覚悟してね。— 猫 (@IdMRBHE5L3rO1SV) June 21, 2022
ハシモトホームの橋本吉徳社長は書面を渡したことを認めた上で「毎年の懇親会で表彰の一環として渡していたもの。行き過ぎた表現だったかもしれないが、他の人にも渡していたので、亡くなった男性の不調の原因になったか疑問に思う」と説明した。
今どきこんな社長いるんだ#自殺社員 #ハシモトホーム— みむ (@PpgQYX0eygtAPp3) June 21, 2022
「ありえない」
「症状」というものを新年会で渡すのは考えられない、ひどいといった声が多かったです。
日々のLINEや社内での罵倒、それに加えて新年会でもひどいものを渡されて、本当にひどいと思います。
「今更対応しても・・・」
4年も経ってからの対応に疑問を持つ声も多くありました。
これまで何をしていたのだろう・・・と会社に不審を感じているようでした。
社員が自殺してしまった際の対応は明らかになっていませんが社長のコメントなどからも誠意をもって対応していたか疑問に感じてしまうのは仕方がないのかもしれません。
遺族の方は本当に辛い思いをしたことと思います。
「ハシモトホームで働いていましたが、パワハラがひどかった」
ハシモトホームで働いていた元社員の方の口コミもありました。
優秀でないとすぐにクビになってしまうため、自殺してしまった社員の方は7年も働いていたということは、優秀だったのではないかと書いている方もいました。
他にも、皆のいる場所で休んだことを叱責する上司がいたという声もあり、日常的にパワハラが行われていたようです。
昭和の考えをもった会社だというように表現している方もいらっしゃいました。
まとめ
青森県にあるハシモトホームの課長さんが部下にパワハラをし、その社員の方が自殺をしてしまいました。
新年会で「症状」という仕事ぶりをひどく書いたものを渡し、日頃もひどい言葉で責めていました。
ハシモトホームのパワハラの実態が次々と明らかになっています。
まだまだ公にはなっていないひどい実態があるかもしれませんね。
このニュースが出たことでパワハラがなくなることを切に願います。